【ザ!世界仰天ニュース】わずかな刺激で激痛が走る病、線維筋痛症とは?
8月24日(水)のザ!世界仰天ニュースでは、線維筋痛症という病気に苦しむ女性のお話があるそうです。
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線維筋痛症とは全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起こる病気のことらしく、わずかな風や日光、更には音にまで敏感に反応し、痛みを伴うようです。
痛みの程度は差がある用で、初期症状ではそれほど痛みを伴わなかったり、身体の一部分のみが反応するなど、それほど日常生活に悪影響を与えませんが、重症化すると上記のようなわずかなエネルギーの移動によって激痛が生じてしまい、日々の生活が困難になってしまう場合もあるようです。
随伴される症状としては、倦怠感や睡眠不足、抑うつなど、痛みによって生じる精神的ストレスが原因となっているものが多いです。肉体的な部分でも、それに付随するドライアイなどが生じやすいようです。
死に至る病ではなく、個人差も大きいところがあるからなのか、難病指定にはされていないようです。
実のところの苦しみは本人にしかわからないので、今回の放送は病気について広く知ってもらって、行動に移すいい機会になるのかもしれません。
風のような気体粒子の接触で影響が出るのなら、服を着たり歩いたりして物と接触する際も痛みを伴うのでしょうか。
日光による輻射熱(紫外線の影響が大きいのでしょうか)で影響が出るのなら、入浴などで痛みを伴うことはないのでしょうか(体温程度のぬるま湯でも、お湯との接触で痛みが出そうですし)。
神経が敏感になっているということであれば、食事でも毎回痛みを伴う事になりそうです。
重症化したら、本当に生活できないような気になります。ベットに寝転ぶこともままならないかもしれません。
これほどの症状が出ているとなると、難病指定されていてもおかしくないのではないかと思えるのですが、この病気の患者さんは200万人程いらっしゃるそうで(現在はもっと多いかもしれません)、指定するには人数が多すぎるということなのでしょうか。
慢性的に苦しむことになり、その間のケアにも力を入れなければならないと思うので、支援ができる環境がもっと整えばいいと思います。
ただ、痛みの程度によって障害者手帳を受け取ることも可能になっているということで、以前に比べると支援の体制は整えられているようですね。
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この病気の病因は未解明らしいですが、先ほど随伴するといった精神的ストレス、また肉体的ストレスによって生じる可能性もあるようです。また、今回の事例では女性が患者として紹介されていますが、実際男性に比べて女性のほうが発症しやすいらしく、これが性差からくるものなのか、置かれる環境の違いからくるものなのかはわかりませんが、できるだけストレスのない環境に身をおきたいところですね。他にもストレス原因の病気は多いですからね。